2025/03/16 16:17
また雪で山に入れなくなったので、溜まっている木工仕事を進めることができております。
こちらは、とある木工家さんに持ち込まれた杵の修理依頼でしたが、たまたま居合わせたうちの社長が何故か?持ち帰ってきたので、専門ではありませんが修理させていただきました。
餅つきの杵は暫く使っていると、石臼などに当たって角がボロボロになり、そのままにしていると木片が餅の隠し味となってしまうので、定期的に面取り(角を取る)作業が必要になります。
が、杵の面取りはかなり大きく落とさないといけないので結構大変。
こちらの杵も部分的にナイフで削られた跡がありますが断念されたのでしょうか。
また、面取りを何度も続けていると打面が狭くなってくるので、打面自体もカットして広くしてあげなければなりません。
あまり短くはしたくありませんが今回は1cmほどカットしてから面取り作業。
ダメージを受けやすい打面の上部や割れの入っているところは負担が少なくなるよう大きめに削ってと、
いらぬ事を考えていたら少し不格好になっていきますが、
人工の丸が自然の丸に帰っていく過程のようで面白く、
つい時間を掛けすぎてしまうのでした。
※道具修理等は依頼主様のご希望に添えないことが多々ありますで基本的には受け付けておりません。